僕らの旅
もし、新しい出会いや冒険が一番の目的なら、ひとりで旅をするのが、最も鮮烈な旅になると思います。
でも、もう少しいつも通りに、今の生活の延長線上で、そのままやんわりと旅にでるなら、ふたり旅もなかなかいいものです。
それなりの長旅で、一緒に行動する相手がいるというのは、精神的にも防犯的にも安心感があるし、疲れたときは「疲れたー」って言って甘えられるし 笑。
帰る家はないけれど、ふたりで旅していることで、パートナーがいるこの場所が、自分の今の帰る家なんだなあ、なんて思えるようになりました。
夫婦といえども、こんなに朝から晩まで一緒に過ごすなんて、この先ないよなあと思います。
どこに行ったという場所のことより、旅をしながらただ毎日の生活を一緒にした時間が、大切に思えます。
時間がいっぱいあって、知らないことと知りたいことがたくさんあって、ものはあんまり持ってなくて、やるべきことはないに等しく、やってみたいことは少しあって。
そんな旅の身軽な生活を、夫婦で一緒に共有できたことが、良かったなあと思います。
この先うまくいかないことがあっても、またカバン一個に戻ればいいだけだと思えば、あんがい未来はワクワクと輝いてくるのでした。
ちなみに旅から帰ってきて「ずっと二人でいてケンカしなかった?」と聞かれることがありますが、、、うーん。
機嫌が悪かったり、アイツ今日は感じ悪いなーと思うことは、ちょくちょくありましたが、ケンカはしなかった気がします。
二人とも、ケンカに対するやる気がないというか 笑。
言いたいことだけは言って、後は放っておくというか 笑。
勝手に言わせておいて、一言くらい反論して、後は放っておくというか 笑。
ん?これがケンカ?、、、なら、ちょくちょくしていたってことか 笑。
しばらくすれば、気持ちも緩んでくるし、お腹も空いてきます。
「今日何食べるー?」って言えば、いつも通りの、簡単な人たちでした。
そうそう、ふたり旅は、ごはんを一人で食べなくていいっていうのも、よいところだと思います。
庶民派の食堂から、ちょっとおしゃれなレストランまで、一人よりは二人のほうが、食の選択肢が広がります。
何より、おいしいねーって言える相手がいつも目の前にいるのは、幸せなことだと思います。
Tweet
旅に出る前には、あそこも行ってみよう、ここも行ってみようと期待に胸を膨らませることでしょう。
特に世界遺産に指定されているような観光地ははずせない!と思う方も多いかと思います。かくいう僕らも、
訪れた国の有名な観光地はなんとなく押さえてきました(そしてそれなりにちゃんと楽しんできました)。
Tweet
バックパッカーの旅というと、「貧乏旅行」という目で見られることが多いです。
これは、元をたどれば、古くは小田実氏「何でも見てやろう」や、沢木耕太郎氏の「深夜特急」のイメージが
固定観念化されているからなんじゃなかろうか、と個人的にはみています。もちろん、この二作品はたいへん
素晴らしい旅行記ですし、多かれ少なかれ、長旅とは節約の精神の上に成り立つべきものだと僕も思います。
ただ、「節約の精神」と、「貧乏旅行」とは似て非なるものです。
宿でも食事でも移動でも、いつでも「とにかく安いものを選ぼう」という方針は、必ずしも素敵な方針で
はないというのが僕らの考え方です。
Tweet
さて、旅を終えた今、自分たちが旅を通じていろいろ学び感じたことを、備忘録として、
いくつか項目にわけて記しておこうと思います。集中連載「僕らの旅」シリーズ。
旅の考え方は、旅人によっても意見の分かれるところなので、もちろん正解はないかと思います。
だから、これらはあくまで僕らの場合に限ったお話。ひとつの旅のカタチとして、特にこれから長い旅に
出ようとする人たちに、何か参考になれば幸いです。
まず第一回目は、「旅の準備はどこまですべきか」について。
Tweet
New Comment