フランス

サンルイ島、パリ最後の晩餐

Thursday, 20 May 2010 | Posted by: スミ
パリには「大人」のいいところが詰まっていました。
自分に似合う服を自分で選ぶこと、自分が美味しいと思うものを自分で探すこと、自分の暮らす場所を自分で作ること、古くて美しいものを尊重して、他人の言葉に聞く耳は持っているけれど、頑固なほどに自分の意見があってマイペース。
だれでも、どこでもやっている「衣食住」。そこに対する自覚の強さ。
そうやって自分の人生をゆたかに生きることに責任を持っている様が、とても印象的でした。 

旅にでて以前よりもちょっぴり真剣に考えているのは、これからの生活をどうやって自分の責任で楽しんでいこうかということ。
パリでは、そのヒントをいくつか見つけられたような気がします。

そんなパリで過ごす最後の夜。
この街で過ごす十二回目の夜、私たちはセーヌ川に浮かぶサンルイ島の、とあるお家を訪ねました。
それはパリで最も古い建物の一つらしく、なんと1640年に建てられたものということです。

招待してくれたのは、ペルーのクスコで偶然お知り合いになった、クリストリアンさんとマリークラウドさんのご夫婦。
先日私たちをホームステイさせてくれた、ローレンスちゃんのご両親です。
ご夫婦といっても二人は法的には結婚しておらず、それでも三十年以上一緒に暮らしているということでした。
かっこよくて、ロマンチックで、またしてもオトナな話であります。

パリの一等地サンルイ島で、そんな古い建物に住んでいること(パリでは古い建物の方が人気がある)から、これはなかなか立派なお家にお呼ばれされたかも、、、なんて、ドキドキして呼び鈴を押してみると、果たして実際。
それは予想以上に立派なお宅だったのでした。
でもお二人がクスコで出会った時と同じ笑顔で両手を広げて迎えてくれたことで、余計な緊張も吹き飛び、再会の喜びでいっぱいになりました。
あんな小さな出会いが、こんなふうに繋がっていくなんて、あの時は思いもしなかったことです。

0R0012276.JPG
本日の晩餐会場。本物の輝きに目がくらむ、、、。

<続きを読む>


人生第一回目のルーブル美術鑑賞

Wednesday, 19 May 2010 | Posted by: スミ
パリでは、最初の3泊はホテルで、その後郊外のお友達の家に2泊ホームステイさせてもらい、その後は1週間アパートを借りて暮らしました。
アパートを借りた方が、同じ立地条件のホテルよりも宿泊料が断然安かったし、なによりキッチンがあるので思う存分自炊ができます。
これは長期旅行中の自分たちには、かなり嬉しい!
幸いここパリは、日本食材も難なく手に入るし、普通のスーパーマーケットも驚くほどの品揃えで、自炊にはぴったりの環境なのでした(そして外食は高いデス)。

そんなパリ滞在10日目。
いつも通りのんびりと起床し、いつも通り鍋で米を炊き、いつも通り納豆を混ぜてもらい、いつも通り即席お味噌汁と一緒に朝ご飯。
あー幸せ。普通が一番の夢叶ったり。

そんな訳で、ついついその後も日本茶なんか飲んでゆっくりしてしまいますが、この日はそろそろあそこに行かなきゃ行けないんじゃないか、、、ということになっていました。

そうそう、あそこです。
今日こそは、あそこへ向かうことにします。

R0012145.jpg
向かう途中であった犬がかわいすぎて、足が止まる夫。パリは本当に立ち止まってばっかりです。さあさあ行きますよー!

<続きを読む>


朝の風景

Monday, 17 May 2010 | Posted by: ユタカ | comment (2)
明け方にふと目が覚めてしまって、そのまま眠れないことがある。 
もう一度がんばって寝るべきか。さもなくば、昼間眠たくなるのは目に見えている。 
窓の外は白々と夜が明けている。鳥がチュンチュンさえずり合っている。 
妻は横で寝ている。 

うーむ、、、。 

起きよう!ちょっと歩いてみよう。朝の散歩だ。さわやかマンだ。 
身支度を1分で整え、寝ている妻にその旨告げて、部屋を出た。
R0011915.JPG
一週間ほどお世話になったアパートメントからの、明け方の風景。

<続きを読む>


パリでソナチネを観た

Wednesday, 12 May 2010 | Posted by: ユタカ
3月のこと。こんなニュースを目にした。

やー、すごいなあ。 フランスの芸術文化勲章の最高章って。これ本当に名誉なことですよね。
映画、音楽、アート、映画、演劇、小説などさまざまな表現ジャンルひっくるめて、現存する表現者の中でも
もっとも高く評価されたということだから。それにもかかわらず、相変わらずボケをかましているところが
素敵すぎる 笑。海外を旅していてこういったニュースを耳にすると、なんだかかなり嬉しい気分になります。

<続きを読む>


麗しきベルサイユ庭園の昼食

Wednesday, 12 May 2010 | Posted by: スミ | comment (2)
気がつけば、もうパリに滞在して1週間が経っていました。
すごーく楽しんでいるのですが、いかんせん時間が経つのが早い、、、早すぎる。

この時点での私たちといえば、、、
 まだルーブルに行ってません。
 凱旋門は遠くから見ました。
 エッフェル塔も遠くから見ました。
 ノートルダム大聖堂は近くから見ました(行列で中には入らず)。
 ベリブ(レンタル自転車)に乗ってません。
 マルシェ(市場)に行ってません。
 モンマルトルの丘とやら(よく知りません)に行ってません。
 次に向かう街への交通手段、手配してません。

むむー、、、こうして書き出してみると、「何をしていたんだね、この一週間?」と我ながら問いただしてみたくもなります。

でも別に引きこもっていた訳ではないのです。
パリは街歩きが楽しいので、ついつい地下鉄やバスではなく徒歩で行動することが多くなり、一日にあんまり複数の目的地にたどり着けていないのが原因ではないかと思います。

そんな訳でパリ滞在一週間目の朝、快晴。
このままではいかんと意を決して向かった先。
それは、かの有名な「ベルサイユ宮殿」であります。

なんだか豪華な宮殿なんでしょ?くらいの知識しかなかった私ですが、パリのともだちGJが、絶対行くべし!と言うので、行ってみることにしたのでした。

1R0011944.jpg
パリでは本当にお天気に恵まれました。飛行機雲、よく見えます。

<続きを読む>


パリのともだち 後編

Wednesday, 12 May 2010 | Posted by: ユタカ | comment (2)
日曜日。夕べはみんな夜更かししたので、11時頃に起きる。
下におりていくと、GJはちょうどサイクリストのようなかっこをして、ダイニングにいた。
「あれ、サイクリング?」「いや、ランニング。あとで会おう。コーヒーはここにあるよ」と僕の手を握り、
さっそうと出かけていった。元気だな。
ローレンスは今日、日曜だというのに午後から仕事らしい。それまで、いっしょに過ごそうということだが、
夕べ「ボートでランチをする」という話を小耳に挟んでいた。、、、ボートでランチ?
よくわからないけど、楽しそうだ。ローレンスのお出かけの準備が整うまで、ぼーっとダイニングで待つ。
窓の外は、今日もいい天気だ。
R0011811.JPG
寝起きで、ぼんやりの人。

<続きを読む>


パリのともだち 前編

Monday, 10 May 2010 | Posted by: ユタカ
あれは昨年11月末のことだ。
僕らはペルーのクスコにあるTorre Doradaというホテルに滞在していた。宿自体はこざっぱりとした、
シンプルな作りではあるのだが、とにかくスタッフ一人一人のサービスの質が素晴らしい気持ちのよい宿だ。
このホテルはやや郊外にあるので、町中から電話すると、車で迎えにきてくれるというサービスがあった。

僕らがそのご夫婦に出会ったのは、ある雨の日の夜。同乗したその車の中でだ。クスコの街は雨量が増えると
すぐに水で氾濫してしまうという困った道路事情なので、この日はいつもより時間がかかっていた。
たぶん、渋滞の車内でお互い手持ち無沙汰になっていたのだろう。いつの間にか、話に花を咲かせていた。
僕らが世界一周をしていることを聞くと、ご夫婦は大変興味を抱いた様子だった。お二人がフランスの方だ
ということだったので、フランスでのおすすめの場所を聞いたりした。奥様は流暢な英語を話し、
旦那さまの方は実に笑顔が素敵な方だった。
この旅行はアメリカのフロリダ経由で、ペルーにやってきたとのことだった。
時間にして20分くらいだったと思うけど、とにかくとても楽しく素敵な時間だったことを記憶している。

そして、数日後。同じくクスコにある、この街ではちょっと高めのレストランへ足を運んだ時のこと。
僕らが通された席のお隣が、またそのご夫婦だったのだ!
にこやかに挨拶しつつ、それぞれのテーブルでおいしく食事をいただいていた。しばらくして、奥さんが
僕らの方に話しかけてきて、メモを一通くださった。それは、先日何気なく僕らが質問したフランスの
おすすめの場所がびっしり書かれていたのだ!僕らが感激したのはいうまでもない。なんてさりげない
気配りをしてくれるのだろう、、、、素敵すぎる。帰りの車でも先日と同じように、いろんな
話をした。明日クスコを発つという。寂しかったけれど、最後にまた会えて嬉しかった。
小さなホテルなのに、それまでなぜかホテル内では一度もお会いする機会がなかったのだ。
やがてホテルに到着し、別れ際ふたりはこういった。「パリに来る時は必ず連絡してね。」

クスコを離れたあとも、交流はしていた。おふたりが何かと僕らの旅を気にかけてくれていたのだ。
僕らがアルゼンチンへ行くと聞けば、友達夫婦が長期滞在しているからよかったら連絡してみてと、
丁寧にアドレスを教えてくださったりした(僕らがブエノスに着いたその日に、入れ違いでその方達は
パリに戻ったので会えなかったけど)。

というわけで、今回のパリ訪問。おふたりに会えたらいいなと思っていた。
事前に何度かやり取りしているうちに、ひょんなことからローレンスというの娘さんのお家にホームステイさ
せてもらえることになった。ご両親が僕らの話をしてたら、会ってみたいと興味を持ってくれたらしい。
ただ、直前になってご両親の方がまたもやフロリダ旅行中で、僕らの滞在期間中に帰って来れるか微妙な
ことが判明 笑。
いくらご両親の知り合いとはいえ、弁護士で平日は仕事で忙しいらしいローレンスちゃんの貴重な週末を、
初対面の僕らのために割かせていいものなのか悩みどころだったのだが、ローレンスは「全然OK」と
快諾してくれるので、せっかくなので二泊ほどご厄介になることになった。
R0011814.jpg


<続きを読む>


巴里の日本人

Sunday, 09 May 2010 | Posted by: ユタカ | comment (2)
さあさあやってきました、生まれてはじめてのパリ!
ちょうど新緑の季節で、陽気な気候が続いていた。頬を撫でる風もなんとも気持ちがいい。
聞いた話によると、二週間前までは寒く雨ばかりだったそうなので、幸運だった。 

恥ずかしながら、ひそかにパリは憧れの地なのであった。 
ブラッサイー、アッジェ、カルティエブレッソン、ロバートフランク、ウィリアムエグルストン、、、。 
敬愛する写真家が、こぞってここを舞台に写真集を発表してきたこともある。 
パリにはそんな巨匠たちの心を捉えてやまない、独特の美しさがあるのだろう。常々妄想してきた僕。
R0011504.JPG


<続きを読む>


サンジェルマン・デ・プレの春

Saturday, 08 May 2010 | Posted by: スミ
花の都パリにやってきましたーーー!!!
季節は春!新緑が眩しい!
もう、なんだかすべてが美しいです!
やったー!!!

私たちがモロッコから移動した4月21日は、ちょうどアイスランド火山灰による空港閉鎖が解除された直後で、定刻どおり飛行機はパリのオルリー空港に到着してくれたのでした。
無事パスポートコントロールもさっくり終わって空港の外に出ると、なかなか感慨深いものがあります。

実は私たち、これまでにパリの旅行計画を立てたことが何度かあるのです。
でも、どうにも航空運賃が高かったり、どうにもユーロが高すぎたりで、なんだかんだと理由を付けて先送りにしていたのでした。

空港からバスと鉄道に乗って、降りた駅はミュゼドオルセー。
オルセー美術館前であります。
知ってるわー、この美術館!
おっきーい!
最初から、はしゃぎっぱなしであります。

R0011636.JPG
パリの街だーーー!歩いている人のオシャレ度が高い!

<続きを読む>


About



2009年10月6日から一年ほど
夫婦で世界一周した旅ブログです
ホームページはコチラ(←Click!)

旅で撮ったフィルム写真をまとめた
サイト「a day in the world」は
コチラ(←Click!)

E-Mail:tabinideyoze*gmail.com
(*を@に変えて送信願います)

Photo


www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos and videos from Yutaka Tsuda. Make your own badge here.