キューバ
旧市街散策の1日目は目に映るものが珍しく、次から次へとシャッターを切ってみたが、
2日目はもう少し落ち着いて撮影した。やはり観光客が多く集う場所よりも、一本はずれた
路地の、地元の人たちの生活の息づかいが感じられるような場所の方が自然と撮りたくなるものだ。
ただ概してそちらの方が撮りづらい。微笑まれることもあるけど、断られることもある。
今回、とても撮りたかったけど撮れなかった景色は、僕の目の裏に焼き付けた。それは、
空き地で手作りのブランコで遊ぶ女の子だったり、同じく手作りのボードゲームで遊ぶ
男の子たちだった。
その生き生きとした姿はあまりにも眩しくて、シャッターが切れなかった。
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CapitolioからPRADOを海方向へ歩き、人がにぎわっているHABANA CENTROの道を折れる。
ほぼ地元の人たちで埋め尽くされたマーケット。でもそれをよくみると、配給を待つ人たちの
行列のようであった。
人は多いのに、店先の陳列棚に並べた商品は圧倒的に少ない。みな、数少ないシャンプー
だったり、靴(一足ずつ展示)だったりを食い入るように見ている。
そこで売られている食事も、パンにハムを挟んだだけのような、実に質素な物ばかり。
僕らを見つけて「マネーマネー」と乞う老婆がいた。
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朝食後、革命広場に向けて歩く。
キューバにはガイドブックを持ってこなかった。宿でもらった大ざっぱな地図のみが頼りである。
慣れない地域、当然迷う。 道を聞けど、人々が話すのは完全スペイン語なので、よくわからない。
しかも歩行者用の信号など親切なモノは無いから、広い道を横断するにはなかなか苦労する。
そして何より、べらぼうに暑い。この強烈な光が、キューバ独特の色と、音と、匂いを生んでいる。
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両替を済ませた後、タクシーでホテルに向かう。時刻は18時を越えていた。
黒人のタクシー運ちゃんは、歓迎の意味もこめてか、キューバミュージックを流し、
ハンドルを打楽器に見立てて時々たたきながら運転をする。窓の外を見ると、とにかく街の
明かりが少なく、暗い。家々はあるけども、その光が青白く、か細く見える。
並走している車に、噂のクラシックカーが多くなってくる。今や日本ではあり得ないほどの
多くの排気ガスを吐き出しながら、そして昔の暴走族の「パラララパラララ」といった風の
クラクションを鳴らしながら、駆けていく。
ふと道の端の暗闇に目をやると、無数の群衆がたたずんでいることがわかる。多くはどうも
バスを待っているようだ。それ以外にも建物の軒先で、ただぼんやり座ってる人もいる。
スミが、「なんだか花火大会の夜みたい・・」とつぶやく。
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キューバの第一印象は、その野性的な「匂い」だ。
下水、排気ガス、解体現場の粉塵、熱帯植物、海、人々の熱気。
いろんな匂いがまじわって、 強い日差しの中で発酵される。
むせ返るようなその匂いは、視覚よりも先に記憶に刷り込まれる。
その混沌とした匂いをかぎながら、朽ちた廃墟のような街角を歩くとき、
街全体から強い「野生」を感じることだろう。
それは、生と死が匂いたつ、ひとつの生き物そのものである。
4日間のキューバ滞在記、5回にわけてお届けする。
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キューバ ハバナ旧市街で一句(字余り)。
コモエスター、お久しぶりです!
昨日まで4日間ほどキューバのハバナに行ってきました。
キューバではネット環境がなかったので(いや、金を出せばあったのですが)、再入国したメキシコの、グアダラハラという中都市で書いています。
グアダラハラは聞くところによると、それほど見所の多い街ではないようですが、私たちには旅の小休止ができて、ちょうどよさそうです。
という訳で、これからのんびりキューバのレポートを挙げていきたいと思います。
詳細なルポは夫が書きためているようなので、今日はひとまず私が、主観的なキューバ旅行感想文を書きたいと思います。
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