ブラジル
(前編からのつづき)
バイーア州では「ビール屋」なる業態をここあそこで見かけます。
特につまみを出すでもなく、また客もそれを求めるでなく、ただただビールを飲ますお店。
小腹が空いたら、みんなそのへんの屋台でなんか買って来て、店で食べている。自由すぎ 笑。
とにかくこのビール屋、朝から晩まで、いつもそれなりに人が入ってるから面白い。
特にここサルヴァドールは石畳のせいか、日中は妙に蒸し暑いせいか、本当にビールが美味い!
僕のお気に入りのビール屋のオヤジは、お店に入る時から出る時まで、いつも親指ひとつで会話してきます。
僕「えーっと、入っていいかな(的なジェスチャー)」
オヤジ にこっと親指(意訳 もちろんだぜ!)。
僕「その、よく冷えてるっぽいビールがほしいんだけど・・」
オヤジ にこっと親指(意訳 キンキンに冷やしたヤツな!)。
僕 ぼーっと飲んでる。
オヤジ にこっと親指(意訳 たのしんでるかい?)
僕 お代を渡す。
オヤジ にこっと親指(意訳 ぴったりだな。オブリガード!)←最後は、声発してたけど
なんかいいでしょ、この感じ 笑。
テレビの下からじっと見守ってる人がオヤジさん。−6.6℃の冷蔵庫からキンキンのやつを出してくれました。
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リオから薄々気づいていたことがあります。
それは、ここブラジルでは、特に男同士のコミュニケーションの場合、
親指をたてればすべてがアミーゴ状態であるということ。
確かにここサルヴァドールは治安があまりよろしくないらしい。
でも、一方で、すごく陽気で、気さくで、親切な人が多いことも確か。
それが感じられたのは、すべて親指のおかげと言っても過言ではありません。
あまり言葉が通じないこの地でのコミュニケーション。その潤滑油として、親指にどれほど助けられたか。
この街の素敵なところ(音楽は前回紹介したので、それ以外)を紹介しつつ、
親指コミュニケーションの現場をリポートしたいと思います。
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サルバドール!サルバドール!サルバドーーール!
なぜ3回も言うのかって?
それは、サルバドーーールに来たかったからです!
ブラジルどうしよっかなーって迷っているときから、でももし行くなら、サルバドールまで行こうって勝手に一人で決めてました。
ちなみにうちの夫は、「ここ行こうよ」とか「これ食べたいね」と持ちかけると、よく知らなくても「行く!」「食べる!」と、いとも容易く乗っかってくれるシンプルな人です(褒めてます)。
さて、なぜそんなに来たかったんだっけ?
むかし何かの雑誌で、サルバドールのカーニバルのことを読んで、リオよりもこっちに行きたいなって思った記憶があります。
でもそれ以外、サルバドールについて知っていることはほとんどありませんでした。
それじゃと本屋さんで、ロンリープラネットを立ち読みしてみると、治安が悪くて有名なんて書いてあります。
え、、、そうなんだ、、、。
治安が悪いのは、、、ちょっと嫌だな、、、やめよかな?
安全と安心が大好きなので、危ないところはなるべく避けたいところです。
いやいや、でも理由は良く分からないけれど無性に行ってみたい。
リオに到着したその日、観光案内所のおじさんに、このあとはサルバドールまで行くつもりだと言うと、にかーっと笑って「ああ、バイーアか!それはいい!」と言われました。
リオのビーチで話した日本語の上手なおじさんも、やっぱり同じことを言いました。
「バイーアか!いいね!」と。
二人とも何か魔法の言葉でもあるように、愛おしそうに「バイーア」と発音したのが印象的だったのです。
本当にその街には魔法みたいなものがあるのかな?
期待と不安を胸に、サルバドールのバスターミナルに到着しました。
早朝だったのと、治安が悪い情報でビビっているので、とりあえずお目当ての宿までタクシーで向かうことにします。
タクシーの運ちゃんに、ここに行きたいんだけどいくら?と聞いてみます。
すると、おっちゃんは何も答えずピースマーク。
おっと、、、。
久しぶりに見たピースマークに、一瞬思考が停止してしまいました。
夫は「2へアイス?(100円くらい)」なんて言って笑っています。
いやいや、そんな訳ないじゃん!
金額を確認して、車に乗り込みました。
初めて目にしたサルバドールは、一瞬キューバのハバナを思い出させました。
海に近いせいか、建物の壁はかなり朽ちているし、廃墟も目につきます。
黒人が多いところも似ています。
でも、何かが違う、、、。
ここにしかない、リオやポルトセグーロとも違う独特の空気があります。
何かを期待させるような、この空気ってなんだろう?
そして、この空気を自分はどこかで知ってるような気がしました。
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リオからバスで約19時間。ポルト・セグーロという街につく。
バスターミナルにいたタクシーのおじちゃんたちが上手そうにジャッカという名のフルーツを
食べている。それジャッカだよね?というと、笑顔で気さくに分けてくれる。
これまで食べたどのフルーツにも似ていない。独特の甘みが、うまい。
バスからの景色。30時間バス旅行を体験以降、十時間台はたいして長く感じなくなってしまった 笑。
タクシーに乗って、街の南の桟橋まで。ここから、フェリーに乗る。
向こう岸に到着すると、
マイクロバスがいる。「トランコーゾ?」と兄ちゃんが大きな声で叫んでいる。
「スィ」といって、急いで乗車。20人乗りくらいのマイクロバスは既にすし詰め状態だ。
バックパックとギターを持って乗車するにはいささか迷惑な状態。でも、躊躇なんてしていられない。
すんませーんてな感じで、後ろの方の席に座る。隣のキュートなドイツ人の女の子が、声をかけてくる。
どっからきたの?ブラジルは初めて?どのくらい旅しているの?リオでは何してた?
ワタシ、ブラジルは二度目。トランコーゾは初めてなの。もう早く泳ぎたくてたまんない!
フェリーは、車も人も一緒に乗って渡ります。あつい!
ローカルバスは当然エアコンはないので、とてつもなく蒸し暑い。でも、なんとなくのんびりとした、
平和な空気に包まれている。途中、停車したかと思うと、バスチェンジ。
リオからポルト・セグーロの
長時間バスでも途中でバスチェンジをした。どうやらブラジルでは日常茶飯事のようである。
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ブラジルへやって来ましたーーー!
「本当はブラジル行くつもりだったんだけど」という話は出会う旅人から時々聞くのですが、私たちはその逆で、予定外のブラジル入国となりました。
南米を離れる前に、やっぱりこの大陸の大国であるブラジルもちょっと見てみたいなー、行けるかなー、、、なんて考えているうちに、案外あっさり事はすすんで、現在こちらリオデジャネイロのコパカバーナビーチ!
夏だビーチだ、やっほーーー!
週末のコパカバーナビーチは地元の人で大変な賑わい。波が高くて遊び甲斐があります!
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