リスボンストーリーは突然に

Wednesday, 10 March 2010 | Posted by: ユタカ | comment (11)
あのひ〜あのとき〜あのばしょで〜♪
思わずバブル期のドラマの主題歌を口ずさんでしまいました。ちなみにこの曲が流行ったあの頃、
僕はパンクロックばっかりがお友達でした。
そんな話は置いておいて。

僕らのリスボンの宿の名前です。街の中心地のロシオ広場からほど近くいろいろ便利。
値段もリーズナブルだし(朝ご飯つきでひとり約2400円)、宿の人はみんな親切だし、最高。
ここを拠点に、束の間のリスボン物語を紡いでいくワケです(←言ってみたかった)。
さてさて、そこにはどんな出会いがあるのでしょうか。
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なかなかシックで素敵なお部屋。夜は冷えるのでオイルヒーターもあります。
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共有スペースで発見した宇宙人。


まずはロシオ広場周辺を散策です。おー、風景がヨーロッパっぽい。というか、ここヨーロッパでした。
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ロシオ広場の噴水。あわあわ〜。
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こちらはコメルシオ広場手前の門。ザ・ヨーロッパだな!

散歩してると、ふと、ある垂れ幕を見つけました。
「なになに・・・。日本×ポルトガル修好150周年?!」
そうなんだ、まったく知らなかった。そういえばメキシコシティを訪れた時は、ちょうど「交流400周年イベント」が開かれていたし、なんだかこういう偶然嬉しいですね。さっそく中に入ってみることにしました。
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イベント名は「Japao × Portugal 150 anos」という展示会。
リスボン在住の様々な分野の若い日本人クリエイターたちが一同に会し、リスボンの伝統的空間を舞台に、
日本文化を紹介するという、ちょっと興味深い試み。
志岐豊さんという建築家の方がこの会場全体を構成、豊田康次郎さんというガラス職人の方が、
会場の照明や器などをデザイン。そして福田雄一さんという画家の方の手によって、
リスボンの風景が懐かしく味わい深い日本画で描かれます。週末には、山本ゆうこさん、
堀川太一さんという料理家の方々の和食も食べられたり。他にも、期間中は、和食のワークショップ、
お茶イベント、ファド&日本舞踊のライブがあったりとかなり盛りだくさんの模様。
カーテンで美しく仕切られた会場は、静かで落ち着ける空間に仕上がっており、大変居心地が良いです。
僕らが訪れた日はちょうど日曜日だったということもあって、山本さんらが作った「お寿司」を
いただきました(ちょうど二人分だけ残っていた。ラッキー!)
・・・・何よりも、盛りつけが美しい。そして・・・めちゃくちゃうまい。みそ汁も。はあ、幸せ。
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静謐で、心地よい空間。
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柔らかな灯りの会場には、現地の若者も足を運んでいました。
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これが週末限定のお寿司だ!見た目だけでなく味もグッド!
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ああ。幸せすぎる。こんなおいしいみそ汁飲んだの久しぶり、、、(泣)。

志岐さん、そして豊田さんといろいろお話をさせていただきました。
いつ頃からこの地にいるのか、リスボンのおすすめの場所&ご飯屋さんなど。そして少し僕らのことも。
おふたりとも本当にきさくで親切で、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
この日はヨーロッパ初日でふたりとも若干南米シックになっていただけに、うれしかったです。
そして何より、日本から遠く離れたリスボンで、自分の表現を磨くべく日々努力している(そして日本文化も伝えていこうとする)、若いクリエイターたちの心意気に感服したのでありました。

さっそく志岐さんオススメのカルモ教会へ。ここは1755年の大地震で天井が崩落した教会で、
今はミュージアムとして保存されています。いわば歴史的建造物の廃墟が、そのままの姿で残っているのです。
まるで時間が止まってしまったかのような、素晴らしい空間です。
僕ら以外には人もまばらで、ゆったり落ち着いて鑑賞することができました。
さすが、海外でご活躍する建築家のレコメンドだなーと(あとで知ったのですが、志岐さんは『新世代建築家・クリエイター100人』というものに選ばれるくらい注目株の建築家らしいです!スゴイね!)
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ちなみにこの教会に行くのに、サンタジェスタのエレベーターというものに乗ってみました。
もう100年以上前の代物らしいです。入場料は往復で2.8ユーロ(350円)と決して安くないのに、
動き始めて10秒くらいで着いてしまいました 笑。あれれ?もう終わりって感じです。
歩いても行けるので、特に古いエレベーター好きでない限り乗らなくても、、、いいかも?

その日のランチは同じく志岐さんオススメの「Casa da India(インディアの家)」へ。
もう14時すぎにも関わらず、店内は地元の人で超満員。活気があって、いい雰囲気です。
この日は魚のスープと、ポークステーキ、そしてワインをオーダー。どれもたいへん美味しく、値段も手頃。
またいつかリスボンに訪れた際には、ぜひ足を運んでみたい食堂です!
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Garret通り先の、Combro通り沿いにあります。隣は蝋燭屋さん。
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活気のある店内。おじさん一人客が多い食堂は間違いなくうまい。
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ボリュームたっぷりのポークステーキ。付け合わせのご飯、フライドポテトもすごく美味しかった。

同じくクリエイターのみなさんに教えていただいたのが、宿にほど近い場所にある大衆食堂。
だいたい500円くらいで、おいしい定食がいただけます。ヨーロッパの物価からすると破格ですね。
ポルトガルに来てからというもの、日本の味を彷彿とさせるサルディーニャ(イワシ)の塩焼きばかり食べているのですが、ここのものが一番安く、かつ一番美味しかった!付け合わせのポテトも絶妙でした。
やはり、現地で生活している人たちの情報は確かだなあと思った次第です(どうもありがとうございました!)。ちなみに店の名前は失念しました、、、笑。行き方をざっと書くと、ロシオ広場を背中に、劇場を左に、道へ入ると飲食店街が並びます(ここはどの店も激しく呼び込みをしていますが、、、微妙かも)。
20〜30m歩くとAdidasショップが左手にあるので、そこを曲がって3〜4軒目のお店。入り口にドアはなく、気軽に入れる感じです。なんとなく地元人で活気があるので分かると思います。
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これはスミが頼んだイカ焼き。シンプルな味つけで、うまい!
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(この店のものは即効食べてしまったので)別のお店で撮ったサルディーニャ。やっぱり日本人は魚だね〜。

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近くのロシオ駅周辺を散策。なかなか夜景がきれい。

後日、市電に乗ってジェロニモス修道院へ赴いた際は、偶然ガラス作家の豊田さんに遭遇!
まるで昔から知っている友人に再会したかのような気分。とても嬉しかったですねえ。
そして、ジェロニモス修道院。大航海時代の富を注ぎ込んで建築したとかで、とんでもなく重厚な修道院でした。中米・南米でいくつもカテドラルに足を運んでみましたが、ヨーロッパのソレはまたひと味違った説得力があるなと思いました。
そしてジェロニモス修道院の帰りは、お約束の「エッグタルト」をいただきました。
もう、なんておいしいのっ!場所も場所だけに、思わず乙女口調になってしまいました。
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これがエッグタルト(ナタ)。名物にうまいものなしって言うけれど、これはうまい!

さて、ついでながら、リスボン周辺の観光ネタを書くと、電車に40分ほど乗ってシントラ(Sintra)という街まで足を運んでみました。ここは街全体が歴史的世界遺産で、ここあそこに趣のある建造物がゴロゴロしています。ちょうど東京→鎌倉の感じに似てるかもしれません。
まずは王宮。共和制直前まで実際に王が使っていたという建物。作った当時の王様は間違いなく鳥好きですね。どの部屋も天井にはいっぱいの鳥がいました。豪華ですが、派手しさはなく、意外と落ち着いている印象を受けました。
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そして、ペーナ宮殿。こちらは逆に、これでもかとお金をかけている感じ。あいにく傘が折れ曲がって全身ずぶ濡れになるほどの悪天候で、庭園を楽しむ余裕がなかったのですが、霧に浮かぶちょっと禍々しくミステリアスな宮殿を堪能しました。なんというか、凄く悪そうな感じの宮殿です。
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ちなみにシントラには駅前に立派な中華料理屋があって、なかなか美味しい中華をいただけます。要チェック!


リスボンは情緒があって、落ち着いていて、居心地のいい街でした。
何より食堂が安くて美味しいのが素晴らしいですね!知り合いも出来たし、もう少しこの街を
いろいろと探検してみたかったのですが、あっという間に次の街へと向かう日が来てしまいました。
3日前はキョロキョロとやや警戒しながらこの街にやって来て、今は名残惜しみつつ去って行く。
わかっちゃいるけど、旅とは、、、ちょっぴり切ないものですな。

出会いの数だけ物語がある。さよならの数だけ物語がある。
だから旅は面白い。
リズボンストーリーのつづきが、またいつの日にか描かれることを願って。
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お世話になった皆さん、ありがとうございました!



Comment(11)

ポルトガル、いいですね~。

友達の相馬崇人君という元浦和レッズの
Jリーガーがマディラ島のチームで
プレイしてます。お立ち寄りの際は
相馬人気をチェックしてみてください。
(現地では苦戦してるみたいですが)

スペインではぜひフットボールを。
カンプノウとかサンチャゴベルナベウとか
10万人規模のスタジアムの熱狂は
一見の価値ありますよ!

道中お気をつけて。

>田辺君
コメントありがとう!そっか、相馬選手って今ポルトガルリーグにいるんだね。
さっきテレビでどっかのチームの試合が放映されていたけど、結構ポルトガルリーグも
盛り上がってるんだなーと思った。慣れない環境で苦労しているかもしれないけど、
ニッポンのためにも今後のご活躍に期待大ですな。ちなみにマディラ島、ブラジルにいるとき
ヨメが検討してたみたい。洪水被害があったみたいだったね、、、大丈夫かな。
今は、ポルトにいます。ポルトっていえば、その昔あのモウリーニョがチャンピオンズリーグを
制したとき監督してたチームがあるよねー。ここに来てからはじめて気づいた。

カンプノウ、狙ってます!しかも田辺君が好きなバレンシア戦!
でもチケットがインターネットでなぜか押さえられないんだよね!
バルサのHPでダメで、バルセロナ観光局のサイトでもダメで・・。ダフ屋か?
もし何かいいチケットゲット方法知ってたら教えてー。

おお!ポルトガル突入ですね。
懐かしい。2年前に、シントラ、ベレンなど行きました。写真にあるタルトやさんの入り口左側にお店で使ってるお皿などが飾ってあり、頼むと売り分けてくれます。
今、我が家の朝食で使う皿は、このPasteis de Belemのプレートです。(笑)
シントラの帰り、一度は行きたいロカ岬とか(ホント、一回でOKかと。。。)カスカイスのトップレスビーチとか行きました。
本当は、檀一雄が住んでいたサンタクルスまで行きたかったのですが、リスボンからの距離があり、あきらめてしまいました。時間と興味があれば是非!

宇宙人とは話したの??

>nukuiさん
ありがとうございます。nukuiさんもシントラ、ベレン行かれてたんですね!
そっか、よく考えれば、nukuiさんポルトガル語堪能だし、当然ポルトガルもご旅行されてますよねー。
言われてみればたしかにあそこのタルト屋さん、お皿可愛かった気がします。まさか買えるとは。
ロカ岬まで足を伸ばすほど今回は時間がなかったし、まあ話を聞く限りそれほど興味はひかれなかったのですが、トップレスビーチはいってみたかったな〜!!でも、まだバリバリみんなコート着てる季節だからな 笑。
>itoさん
挨拶はしましたよー。地上での仮の姿は、イタリア人でした。

ダーツー様

カンプノウのバレンシア戦ですが!
超うらやましいです!
スペインは直前じゃないと正確な日程が
でないから、事前予約は難しいかもです。
でも、今週日曜日開催が決定してるんで、
カンプノウ近くのチケットショップに
いけば奇跡的にあるかもですね。
しかし、バルサーバレンシアは人気の
一戦なので、すでに売り切れている可能性が
高いです。キックオフ1時間前ぐらいに
カンプノウにいけば普通にダフ屋から
入手できると思いますよ。おそらく1万円くらいは
ふっかけられると思いますが。。。
キックオフしてからも買わなければ、余ったチケを
二束三文で売ってくれる可能性もありますが、
確実に見たければ大枚をはたく必要性が
あるかもですね。最悪、カンプノウ周辺の
バルで観るという手もありますが。しかし、羨ましぃ!
リポート期待してます!

>田辺君

カンプノウ、午前中チケット買いに行って来ました。
並んで並んで1時間半・・・・・。

ほんの数十mのところで、
売り切れ。

(チケット売り場のお兄さんに)
マジで?
10万人収容のスタジアムなのに?
どんだけだよ?

あああああああああああああああああああっ。

ダフ屋で二人分買う予算は微妙なので、最悪明日はTV観戦かも?
いろいろ情報ありがとう・・・泣。でも悪あがきします。

残念!

カンプノウ周辺のバルも
盛り上がってるはずなので
タパスとサングリアで10分ほど観戦し、
ダフ屋と交渉してみたらどうでしょう。
ハーフタイムまで売れ残ってたら
二束三文で放出する可能性も
ありますよ!

しかし、羨ましい!

>田辺君
無事にスタジアムで試合観戦できました!!そして最高のゲームだった!
また後日ブログでゆっくりレポートします!いろいろありがとう!

はじめまして。
リスボンの150周年イベントでお寿司を作らせていただいた山本と申します。
こんなに素敵なコメント書いていただき、本当にやって良かった!と思っております。
厨房にこもっていたのでお話する事が出来ずに残念でしたが、こちらのブログで色んな国の素敵な部分を
たくさん見せていただく事ができそうで、拝見するのが楽しみです。
お越し頂きありがとうございました!

>jasmimさん
はじめまして!というか、先日はどうもご馳走さまでした 笑!
勝手にご紹介させていただいてすみません!
お世辞抜きで、めちゃくちゃ美味しかったですよ。一気に食べてしまいました。
ご挨拶したかったのですが、お忙しいだろうなと思い、遠慮させていただきました。
今後どこかでお店やられたりする予定ないんですか?いつか東京とかで。
僕、行きますよ!


そして、あのお安い定食屋を紹介してくださったのももしかして山本さんかな?
おいしかったなー、あそこ。店のおっちゃんもいい感じだったし、最高でした。
イベントももう終了したんですね!どうもおつかれさまでした。なんだかとてもいい雰囲気
でしたよね。もう少し滞在していれば僕らもまたお邪魔したかったのですが、、。
本当にお世話になりました!みなさまにももしお会いしましたら、どうぞよろしく
お伝えください。
今後とも、もしよかったら時々ブログ遊びにいらしてくださいねー。
では、また!

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